PowerBook 150のハードディスクのソリッドステート化に挑戦し、痛い目にあった僕ですが、
バッテリのセル交換や
メモリの大容量化、さらには
システムディスクのRAMディスク化などが順調に成功して絶好調のPowerBook Duo 210について、内蔵ハードディスクのコンパクトフラッシュ(CF)カード化を懲りずに試みることにしました。
PB 150のIDEハードディスクと異なり、Duo 210のハードディスクはSCSI接続です。
Stratos Technology社製CF-2.5inch SCSI変換アダプター "CF Power Monster"という製品を
オリオスペックさんで10395円(消費税込み)で購入しました。PB 150で使用した(そして破れ去った)
同社のCF-2.5inch IDE変換アダプターは2604円(同)でしたから、今回は大きな出費となりましたが、いいんです。これが趣味ってもんです。
CFカードは以前にも使用した、
トランセンド社製TS256MCF80という256MBのものです。データ転送速度は80倍速で、最大転送速度は12MB/秒ということになっています。
早速CFカードを変換アダプターに挿してDuo 210に実装、MiniDockを使用してCD-ROMドライブから起動しました。その状態でフロッピーディスクからB`sCrew 2.1.8を立ち上げてCFカードをフォーマット・・マウントもオッケーです!!内蔵されていたハードディスクの140gから、CFカード+変換アダプターの40gへと、100gの軽量化となりました。
ハードディスクと異なりCFカードには回転音やアクセス音がないので、システムを置いているRAMディスクのデータを読み書きしているのかCFカードにアクセスしているのか分からなくなりました。ハードディスクやフロッピーディスクへのアクセス時にメニューバーにアイコンを表示させるDiskLight 3.1.1 J(The Norton Utilities 3.1.1 Jより、プログラムサイズ 25K)をインストールしてみたところ、どうやらCFカードへのアクセスを表示してくれているようです。
恒例のベンチマークをB`s Time 1.2.1で行い、当初内蔵されていたSCSIハードディスク(Toshiba HDD2524、540MB)と比較してみました。測定を数回繰り返しましたが、値はだいたい一定していました。
------------------------CFカード(TS256MCF80)----内蔵SCSIハードディスク
=======================================================================
Sequential Read (kbite/sec)----1631.10---------------------884.21
Sequential Write (kbite/sec)----760.18----------------------861.54
Random Read (kbite/sec)-------1647.06---------------------844.22
Random Write (kbite/sec)-------767.12----------------------852.79
Transaction Read----------------222------------------------73
Transaction Write----------------48-----------------------165
Seek Time (ms)------------------0.7------------------------12.0
CFカードとIDEハードディスクとの比較と同様、SCSIハードディスクに比べて読み出し系の数値でかなり優れているようですが、書き込みはやや遅めでした。ちなみに
CFカード+変換アダプタの数値よりも全体に劣っているようです。また、これらの数値を見ると、CFカードのデータ転送速度よりも、E-IDE接続あるいはSCSI接続がボトルネックになっているように思えます。ハードディスクからの置き換えに用いるCFカードは、データ転送速度の低い安価なもので十分なのかもしれませんね。
わずかの軽量化とハードディスクレスの静音環境を手にいれた我がPB Duo 210ですが、バッテリの持ちがどれくらい延びるか、今後テストしてみたいと思います。
[C4]